私たちの身近な鳥といえば、鳩やスズメ、そしてカラスがあげられますが、川や池が多いところでは、「サギ」も多いのではないかと思います。
サギが近くで撮影できる鶴見緑地公園
大阪は「水の都」と言われるように川が多く、町中にも小さな川が流れています。川を覗き込んで見ると、大きな魚(フナ?)や亀がいて、その魚を狙ってか、よくシロサギを見ることができます。
サギは調べてみると、水のある所には結構いるようで、大きな池がある長居植物園や鶴見緑地公園でもたくさん見ることができます。そして私の実感として鶴見緑地公園のサギは人馴れしていて最も近くで撮影できるのではないでしょうか。
日本で見られる最大のサギーアオサギ
アオサギは日本にいるサギとしては最大で、全長が約90cmほどで、翼の上面は灰色です。大きな翼を広げてゆっくり飛び、「グワー」と大きな声でなきますが、お世辞にも綺麗な鳴き声ではありません。高い木の上に枝を組んで巣を作り、集団で集まって繁殖することが多いそうです。そういえば、長居公園でも、この鶴見緑地でも池のそばの高い木の上に集まっていました。
食べ物は生物食で、魚類や両生類、爬虫類、甲殻類等で、最近は鳩などにパンくずをあげている人のところに近づきパンくずも食べることもあるそうです。
日本では、北海道から本州、四国、九州などで繁殖することが確認され、この30年ほどで増加して、よく見かけることが多くなったようです。
日本で見られるサギ
世界で見られるサギは65種類と言われており、日本で見られるサギは19種類が記録されているようです。
特に日本でよく見られるサギは、アオサギ、コサギ、ダイサギ、チュウサギ、ゴイサギなどが見られ、白サギと呼ばれる白いサギの種類はなく、コサギ、ダイサギ、チュウサギのいずれかのようです。
サギの仲間は、動きがゆっくりしていて、すぐには逃げないため、撮影しやすい方ですが、特にこの鶴見緑地公園のサギは人馴れしているので写真初心者の方にオススメのスポットです。
メモ
EOS Kiss X8i EF-S18-55mm プログラムオート EF50mmF1.8 絞り優先F2オートで撮影