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大阪城公園の野鳥ー梅林で見つけた鳥たちー2022年

野鳥の密度が高い大阪城公園

大阪城公園で、梅や桜の撮影に行くたびに出くわすのが野鳥たち。この大阪城公園、じつは山で観察するよりも野鳥の密度が高いそうです。今回は大阪城公園の梅林で花を撮影したときに見つけた鳥たちをご紹介します。

 

メジロ

 

メジロは、日本の全国の林などにすんでいて、西南日本では多く、北海道では少ないようです。全長が約11.5cmほどで、目のまわりの白い羽毛のフチドリがトレードマークです。からだは黄緑色から、ウズイスと間違える人も多いようです。椿や梅などの花の蜜が大好きで、エサ台に果物やジュースを置いても来るようで、野鳥の中でも警戒心が強くなく、写真を撮るために近くに行っても、平気で蜜を吸っています。「目白押し」という言葉がありますが、その語源は小鳥の「メジロ」が体を寄せ合ってくっついていることかだそうです。

 

ツグミ

 

ツグミは、日本には、10月ごろシベリアから大群で渡ってくる冬鳥で、日本全国の積雪のない所の畑地、草地、河原などの低い草地にすんでいるようです。日本へ着くと群れを解き、田畑や林などに散らばり、3月中ごろになると再び群れてシベリアなど北へ帰るようです。ツグミは、ホッピング(両足を揃えてピョンピョンと歩く)をして土の中に潜っているミミズやクモ・昆虫などや熟した果実、木の実を食べるようです。春になると、長距離を北上する前にエネルギーを蓄えるため、餌探しに熱中するため、撮影するチャンスがあるようです。

全長約24cmほどで、からだは茶色で美しい模様があり、地面をはねるようにとんでエサをとる様子から跳馬と呼ばれていたようで、冬の日本ではさえずりをしませそこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。

 

 

シロハラ

 

シロハラは、10月ごろにロシア沿岸部などから渡ってくる冬鳥で、日本では積雪のない地域の森や林の中に住んでいるようです。渡ってきた頃に「ツィー」と鳴いて飛び回り、春が近づくと地上に降りて昆虫やミミズなどを餌とするが、雑食性で木の実もよく食べるそうです。

体長は約25cmほどで、全身はほぼ灰褐色で、腹部が白で、和名の由来とされているようです。ツグミと同じように、春になると長距離を北上する前にエネルギーを蓄えるため、餌探しに熱中するため、撮影するチャンスがあるようです。

 

シジュウカラ

 

シジュウカラは、日本では留鳥で基本的には「渡り」を行わないようですが、寒冷地に住むもの餌がない時は「渡り」をすることもあるようです。ほぼ日本全国に分布していますが、西日本よりは北日本の方が多いようです。平地から山地の林にすんでいますが、市街地などでも見ることもあるようで、春には「ツツピン ツツピン」と鳴いて、いち早く春を告げる鳥だそうです。和名の四十雀は、たくさん群れるからという説や、40匹の雀より価値があるなどの説があるようです。

全長約14.5cmくらいで、頭は黒く,ほおは白い。むねに太くて黒いネクタイもようがあるのが特徴で、オスのほうがネクタイが太いようです。

 

ヒヨドリ

 

ヒヨドリは、日本中では留鳥または漂鳥で、日本以外の国にはあまりいないようです。餌は虫や草の葉や木の実も食べますが、花の蜜も大好きなようです。昔、一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を破った山あいを「ひよどり越え」と言いますが、そこがヒヨドリが春と秋に、渡る場所になっていたことからだそうです。

全長約27.5cmくらいで、全身が灰色で頬に茶色の部分があるのが特徴です。大阪市内の公園でもよくみられる鳥ですが、日本以外の国ではほとんど見ることのできないため、海外バードウオッチャーが見てみたい野鳥の一つだそうです。

大阪城公園ではハヤブサやカッコウなど、約160種の鳥たちが確認されている野鳥の公園です。大阪市内で身近にある大阪城公園に皆さんも野鳥の観察に出かけてみませんか。

 

 

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