Flower - 花や樹々 写真雑記

ロウ細工のような黄色い花ーロウバイ(蝋梅)ー冬の花

ロウバイーロウ細工のような光沢のある花

大阪城公園の梅林に咲いていた、梅に似た花を咲かせるロウバイ(蝋梅)は、寒さの厳しい12~2月頃にかけて咲き、ロウ細工のような黄色い光沢、香り高い花を咲かせて愛されてきました。中国原産で、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中四花」として数えられているそうです。日本へは江戸時代初期に渡来し、ほかの花木に先駆けて花が愛され、生け花や茶花、庭木として使われているようです。

 

 

花はウメに似ていますが、ウメはバラ目バラ科で、ロウバイはクスノキ目ロウバイ科の落葉樹で、高さは2〜5mになるそうです。

 

 

名前の由来は、中国名の「蝋梅(ラーメイ)」を日本語読みしたことによるとか、色や光沢が蜜蝋を思わさせたことによるなど、諸説あるようです。

 

 

花言葉は、「慈愛」「慈しみ」「ゆかしさ」「先見」などで、花の少ない冬に、控えめな花を咲かせるその姿からつけられたようです。誕生花は、1月2日、1月21日です。

大阪城公園の梅林で撮影した日は、2月1日。まだ梅がちらほらと咲き始めたばかりなのに、ロウバイは、もう見頃を過ぎているものもありました。厳しい冬のなか、ひっそりと咲くロウバイ、この梅林に撮影しに行かれてはどうでしょうか。

 

 

人気の記事

1

実際よりも明るくしたり、暗くしたりしてイメージを作りだす時に用いる手法のことで、単に露出オーバーやアンダーとは違う意図的な手法のこと言います。   長 ...

2

この写真講座では、初心者の方にAPS-Cサイズのミラーレスカメラを推薦していますが、しかし最近のフルサイズミラーレスの状況も変化していますので、フルサイズミラー ...

3

猫ブームの中に隠れた闇 最近は猫ブームだと言われていて、インスタグラムでもよく猫の写真を見かけます。そしてコロナの影響で、自宅にいることが多くなったせいか、癒し ...

4

光のあるところに必ず影があります。その光と影の影を強調し、影絵のように被写体をシルエットに撮影するテクニックです。 朝陽や夕陽をバックにする 朝陽や夕陽は人の心 ...

5

カメラのレンズは人間の目の虹彩が光の量を調整しているように、光の量を調整しているんです。   視力の悪い人が目を細めてピントを合わせているのと同じね! ...

-Flower - 花や樹々, 写真雑記