大阪市北区にある中之島公園は、明治24年に、大阪市で最初に誕生した公園だそうです。堂島川と土佐堀川にはさまれた東西に延長約1.5kmの長い公園です。休日には様々なイベントが行われ、たくさんの人々が集まる、市民の憩いの場となっています。昨年、そして今年とコロナの影響で、イベントはなくなりましたが、憩を求めて芝生の上でゆっくりと過ごす人の姿も見られます。
中之島バラ園
春の見頃は？
例年、5月上旬〜5月下旬です。
その中で、「中之島バラ園」は公園内の約500mを使って、春には約4000株のバラが植えられています。入り口は、大阪市立東洋陶磁美術館の北側にあります。レンガ作りの門があり、そこから「バラの小径」を通ってバラ園に行くのがオススメのコースです。バラの小径では川沿いに色んな様々のバラがあり、バラ園へのプロローグといった感じです。
春のバラの見頃は5月上旬から下旬ですが、4月の下旬からも咲いている品種もあるので、ゴールデンウィーク中でも十分楽しめそうです。
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春のバラが一番美しい
バラには、「一季咲き」「返り咲き」「くり返し咲き」「四季咲き」と咲く時期による分類があります。
春には「四季咲き」「返り咲き」、そして春にだけ咲く「一季咲き」のバラが的を絞って華やかに大きく、綺麗な形の花を咲かせるので、バラ園は一番美しい季節だと言われています。
ブラスバンド
ブラスバンドは名前の由来はわかりませんが、1993年にアメリカのChristensen,J.E という方が作った、アプリコット色の四季咲きのバラですが、春が花色が鮮やかだそうです。
エドガー・ドガ
赤と淡いピンクのセミダブルのバラはフランス生まれの印象派画家、「エドガー・ドガ」に由来してそうです。
アレックスレッド
‘’バラといえば赤いバラ‘’と言われますが、「アレックスレッド」はイギリス人作で香りがとても良く、大輪の花弁数40枚以上のボリュームあるバラです。ちなみに赤いバラで「ベルサイユのバラ」という名のバラもあるそうです。
ハニーブーケ
「ハニーブーケ」はアメリカ人作で、ハチミツのように透き通った花色で、花びらが厚く、波打つように咲きます。
うらら
「うらら」は1995年、平林浩氏作。濃いローズ色で房咲きで花つきも良く、華やかな雰囲気のバラです。
「バラの庭」と「バラの広場」をつなぐ「ばらぞの橋」は平成2年に造られ、バラにちなんで名付けられたオシャレな橋で31.5mのアーチ橋となっています。この橋の付近には、よく鷺を見かけます。
この春に行けなかった方は、秋にもチャンスがありますので、大阪で1番大きなバラ園に行ってみてください。
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アクセス
●京阪電鉄中之島線・なにわ橋駅（最寄り駅前） 北浜駅 淀屋橋駅
●大阪メトロ堺筋線・北浜駅 御堂筋線・淀屋橋駅
京阪、大阪メトロ・淀屋橋駅から降りて、一番出口を出て、市役所、中之島図書館、中之島中央公会堂をへて、東洋陶磁美術館裏から「バラの小径」を通っていくのがオススメです。
メモ
バラの花の写真 EOS Kiss X8i ＋EF50mm F1.8 USM 絞り優先F1.8オート ISOオート 露出補正＋2/3
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