(基本)ISO感度
画像センサーが光を感じる感度のことを、ISO感度と言います。ISO100〜12800と数字が大きくなればなるほど高感度になり、光を敏感にとらえことができます。高感度にすることでシャッタースピードを早くでき、暗く所でも手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。
ISOオート
普段持ち歩いているときは、ISO感度をオートに設定しておくと、暗い所でも手ブレがしないように、自動でISO感度を上げてくれます。
高感度ノイズ
ISO感度を上げたとき、ザラついた感じのノイズが発生する現象を
デジタル処理で電気信号を増幅させる為、感度を上げれば上げるほどISO値の数値と比例してノイズ量が増えます。
花の写真の左下部分の拡大写真が下に2枚あります。上の方の写真が高感度です。
ISO感度を高くし過ぎるとノイズが多くなり画質が低下してしまうので、夜景等の撮影で画質にこだわるのなら三脚を使用した方が良いでしょう。
ホワイトバランス
光の色は、時間や天候によって変化しています。それを数値化したのが色温度(K=ケルビン)です。たとえば朝夕は赤っぽい色に、曇りの日は青っぽくなります。さらに白熱灯や蛍光灯など光源の違いでもさまざまに変化します。
カメラには様々な光源であっても白いものは白く撮れるように、その光源にあった色に設定するホワイトバランス(WB)という機能があります。
オート 太陽光 日陰 曇り 電球 蛍光灯
オートホワイトバランス
カメラを買った時の設定はオートになっており、オートホワイトバランス(AWB)です。その時の色温度を補正して、白いものを白く撮れるようにしてくれます。しかし、赤い夕焼けの風景等を撮影すると、目でみたよりは、赤みや色が薄く感じられることがあります。その時は、オートホワイトバランスを外して、それぞれに合ったホワイトバランスに合わせてみて下さい。
わたしの設定
通常は夜景も含めて【太陽光】を選んでいます、朝焼けや夕焼けを濃く表現したい時は、【曇り】か【日陰】を選んでいます。
まとめ
ISO感度を高くするとシャッタースピードを上げることができ便利ですが、高くしすぎると画質が荒れて汚くなってきます。許容範囲はカメラによって違いますが、綺麗に撮りたいときは ISO100〜400 or 800くらいにした方がいいと思います。
ホワイトバランスはオートは便利だが色が平凡になってくる場合が多い。夕陽を強調したい時は、日陰モードにすると濃い色となる。通常撮影するときは太陽光モードがオススメ。