APS-Cサイズのミラーレスカメラのいいところはボディだけではなく、レンズもボディに合わせて小さく設計されているところです。そして今回は写真講座用としてα5100にE4.5-6.3/55-210mmOSSのレンズでテスト撮影してみました。
APS-Cのレンズは焦点距離の1.5〜1.6倍
APS-Cサイズミラーレスカメラのレンズは実際、55mm側が82.5mmに、210mm側が315mmとなり、1.5倍望遠となる。
望遠側210mm(実際は315mm)でJR東部市場前絵ホーム中程から新快速電車を撮影。望遠レンズは広角レンズと違って、大きく撮影できるのは当然だが、最も大きな特徴は、遠くにあるものが近くにあるように見える、つまり‘’圧縮効果‘’があるのです。
圧縮効果(望遠レンズ)
このような圧縮効果が生きるのは、被写体の後ろに、大きな被写体を入れるような場面です。
伊丹スカイパークにて。人や木と航空機の間に、距離がないように見える。(圧縮効果)
望遠レンズは、鉄道写真や航空機、スポーツ写真で最も活躍していますが、最大の弱点はブレやすいことです。ですから手持ち撮影するときは焦点距離分のシャッタースピードが最低必要となりますので、ISO感度を上げなければなりません。(例:200mmのレンズ:焦点距離→1/250のシャッタースピード)またしっかりと作品と残したいのならば、手振れ補正を過信せずに三脚を持っていくべきです。
55-210mmレンズの画角を比較してみましが、やはりこのレンズ1本あれば、いろんな場面で活躍できそうです。標準ズームと望遠ズームのセットがあれば何もいらない?....でも単レンズも欲しいかも... 写真の魅力にますますハマりそうですね。
メモ
写真全て ISO感度オート 露出補正−1/3〜2/3