子供の頃に、この花の蜜を吸ったり、めしべを引っぱってパラシュートにして遊んだ方もいるのではないでしょうか?最近は外で花で遊ぶ子供も少なくなり、こんな遊び方をする子供もほとんど見ることがなくなりました。
夕方から咲く花ーオシロイバナ
原産地は熱帯アメリカ。オシロイバナ科、オシロイバナ属の多年草で、夕方4時頃から花が咲き、翌日の午前中にはしぼんでしまうので、別名「夕化粧」とも呼ばれているそうです。英名でも、夕方の4時から花が咲くことから「午後4時(Four o’clock)」とも名付けられています。日本には江戸時代に入ってきて、各地で野生化しているものもあるようです。
オシロイバナは、種子の中に、白い粉(胚乳)があり、その粉がオシロイのようなので、オシロイバナと名付けられたようです。
花の開花は6月〜10月で、花の色は赤やピンク、黄色や白などがあり、1枝から異なった色の花を咲かせるようで、「ペルーの不思議(Marvel of Peru)」とも言われるほどです。
花言葉は、「臆病」「内気」「恋を疑う」で、夕方から花を咲かせ、翌日の朝にはしぼんでしまうことから「臆病」や「内気」となったようです。誕生花は7月28日、8月1日、8月2日、8月23日です。
夏の間は次々と花を咲かせ、上の写真のように違う色が混じっている花もあるようなので、チャンスがあれば是非撮影してみてください。
メモ
EF50mmF1.8 プログラムオートにて撮影