冬の撮影
冬は被写体に困ってしまう方も多いのでは無いでしょうか。木々に葉がなく、花も咲かず、風景が寒々しい。雪国の大変さを思うと、こんなことは言ってはいけないのかもしれないが、雪が降らず積もらない、大阪の写真を撮る人間から見ると白い銀世界がうらやましい。厳しさの中の白い世界に感動する。かと言って引っ越す勇気はないのだけれど ...
メモ
キヤノンEOS M5にEF50mmF1.8をつけて撮影。ISO感度オート 絞り優先オートF1.8。逆光だったので+1 1/3露出補正。
冬の花を撮影
そんな中、冬にさく花は貴重で、シクラメンやスイセン、つばき等があります。街中でよく見かけるのが山茶花(サザンカ)。ツバキによく似た花で、わたしはずっとツバキだと思っていました。と言ってもツバキ科ツバキ属なのですが ...
サザンカとツバキの大きな違いは、サザンカの花が平開して咲くのに対し、ツバキの花はカップ状になることが多いそうです。そして花の散り方にも違いがあって、ツバキの花は花全体、首から落ちるのに対し、サザンカは花びらが1枚ずつ散ります。
このことから昔、武士たちはツバキの散り方が、「首から落ちるので縁起が悪い」と嫌っていたようです。
どちらも日本原産の花ですが、ツバキは台湾や朝鮮半島にも自生しているようです。またサザンカは日本の固有種です。
今までサザンカのことをツバキだと思っていましたが、その区別を知ってから、よく街中を歩いているとほとんどがサザンカであることがわかりました。ツバキは探すのに苦労しました。
冬に咲く花は、本当に貴重です。是非、街中で見られたら、ミラーレスカメラで撮影してみてください。
何の植物かわからないけれど撮影してみましょう
何十年か生きてきて、分かったことは、あまりにも知らないことが多すぎるということだ。
昔はまだ、大阪市内にも自然が残っていたけれど、今、大阪市内には自然が残っていない、自然と言わないが、木や植物があるのは公園と神社と川沿いだけになってしまった。言い訳になるのかもしれないが、だから木や植物の名前がわからない。今日も公園でたくさんの実がなっている木を撮影して、「なんの木かわかりません」と、インスタグラムに投稿した。するとフォロワーの方が教えてくださる。皆さん親切に教えてくださるのでありがたい。
自宅近くの公園の木、何の木か分からないが、大きくてたくさんの実がなっていて気になっていたが、今朝撮影し、インスタグラムに投稿した。するとフォロワーの方がセンダンですよと教えてくださった。
早速、調べてみました。すると‘’栴檀(センダン)は双葉より芳し(かんばし)‘’という有名なことわざがあるそうです。しかしこの栴檀は白檀(びゃくだん)という木のことで、この‘’センダン‘’ではないようです。それはともかく、センダンの実は生薬に使われたりする他、毒性があって、人や犬、家畜に中毒例があるようです。しかしヒヨドリやムクドリ等の鳥が食べても大丈夫だということで、これから冬の季節の鳥たちの糧となるようです
センダンと教えていただいて、あらためてまわりを見渡すと、他の公園にも小さなセンダンの木がありました。せっかくなので実のアップも撮ってみました。
夕方近くにもう一度、先程の公園で雲がいい感じだったので撮影してみました。
知らないことだらけだけれど、それだけまだまだ意欲があれば知っていけるということ。そんなことを感じた一日で、写真一枚で色んなことを学べる時代になりました。
‘’とにかく何でも撮ってみましょう‘’
メモ
EOS M5 15-45mm ISO感度オート P-プログラムオート −1/3〜2/3露出補正