京都駅から西へ歩いて15分ほどの距離にある梅小路公園は、「京都鉄道博物館」や「京都水族館」をはじめ、広々とした「芝生広場」や、日本庭園「朱雀の庭」などがあり、市民の方が憩える公園となっているのと、市電・鉄道ファンの方にオススメの撮影スポットです。
チンチン(市電)電車にも乗れる公園
この公園の特徴はやはり、チンチン電車(市電)や鉄道にふれることができるというのが大きな魅力ではないでしょうか。
なかでも、公園内にチンチン電車に乗ることができ、「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」の間(片道約210m・150円・小学生無料)を走行しているようです。 撮影時は緊急事態宣言中ということもあり、走行は運休されていました。(10月から再開)
「すざくゆめ広場」は、長さ14mの滑り台や高さ6mのロープ型ジャングルジムなどの大型遊具があり、子供たちが楽しめる遊戯場となっている他、オープンテラスのあるカフェもあるようです。
ザ ロイヤルパークホテル、スターバックス横にも市電が展示されていて、車内に入りことができるようですが、緊急事態宣言中のため閉鎖され、撮影した日も、小さな子供を連れた親子が入れなくてがっかりされている姿もありました。
京都鉄道博物館
鉄道ファンならば一度は訪れたいと思うのが、公園内にある「京都鉄道博物館」ではないでしょうか。
日本最大級の鉄道博物館は2016年に開業しましたが、博物館では鉄道の歴史を知るだけでなく、「見る、さわる、体験する」ことで誰もが楽しむことができる「学びの場」となり、鉄道ファン以外の方にも楽しめる博物館となっています。
メモ
一般1,200円 大学生・高校生1,000円 中学生・小学生500円 幼児(3歳以上)200円
また、なにより最大の魅力は、国鉄C56型蒸気機関車 160号機が牽引する客車に乗車することができ、(大人300円、中学生以下100円)梅小路公園線路側まで往復1kmを走る間、蒸気機関車での旅気分を味わうことができます。また公園内か線路側からその様子を真近で見ることができます。
芝生広場・水族館・日本庭園
公園の中心となるのは、 面積2.3ヘクタールの芝生広場で、周りに花や木々に囲まれ、家族や友達と、楽しい憩いの時間を過ごせることができそうです。また遠足やイベント、様々なレクリエーションに利用することもできる広場です。
2012年にオープンした、京都で初めての水族館は展示や、ワークショップやバックヤードツアーなど、遊びながら学べる体験プログラムもできるようです。
メモ
大人2,200円 高校生1,700円 中・小学生1,100円 幼児(3才以上)700円
また、有料施設になりますが、日本庭園「朱雀の庭」や、いきものの生息空間(ビオトープ)の再生を目指して造られた「いのちの森」など様々な施設があります。
子どもたちが水遊びを楽しめる人工の小川や池がある「水辺広場」があり、春から秋にかけて新緑や紅葉も楽しめます。
京都・梅小路みんながつながるプロジェクトーモニュメント
梅小路では、2015年に京都・梅小路みんながつながるプロジェクト(京都・梅小路まちづくり推進協議会)を発足し、様々な企業・団体がともに力を合わせ、地域の持続的な賑わいや、回遊性の向上を目指しているようです。そして、その一貫で京都駅から梅小路公園までの道のりに41基の、鉄道、水族、京都市のキャラクターなどをモチーフにした様々なモニュメント設置し、楽しく快適に歩き、散策できるようにしているそうです。
この41基のモニュメントを撮影しながら、京都駅から梅小路公園内を歩くのも面白いかもしれません。