今までずっと撮影しに行きたかった奈良吉野の桜。なぜ行かなかったのかと言いますと、花粉症がひどい私には杉で有名な吉野はどうしても行くことができなかったのです。
今回使用したEOS Kiss M2 。初心者向けのカメラですが、その性能はハイクラスカメラと比べても引けを取らないレベルです。
今年は杉花粉のピークも過ぎて、症状もおさまってきたので、思い切って行くことにしました。しかし帰ってからは、鼻水やくしゃみが止まらなくなり、やはり敵地?だったようです。
奈良県の吉野の桜と言えば、街で見られるような桜ではなく、古来桜です。山桜が山全体を埋め尽くす、それはまるで、水彩画で描いたような、淡く儚く、うっとりするような光景です。
シロヤマザクラを中心に約200種、3万本の桜が、下・中・上・奥の4箇所に密集していて、下から下千本・中千本・上千本・奥千本と呼ばれており、例年4月初旬から末に、下→中→上→奥と山下から山上へ順に開花していくらしいのですが、今年はもうピークを迎えているようです。
なぜ千本と言われているのかと言いますと、“一目に千本見える豪華さ“という意味の「一目千本」からきているようです。
近鉄吉野駅のすぐ近くに奥千本までのバスや急な坂を回避できるようにロープウェイがあってどちらを利用しても良いと思いますが、経験上、最初に奥千本までバスで行ってから、歩いて戻るのがベストのように今回思いました。もちろん足に自信のある方は、全て歩いて行かれても良いと思います。
今回の撮影の相棒は、軽くて性能が良い人気のキヤノンEOS Kiss M2+15−45mmです。ボディ重量約387gという軽さで、今回のような坂道が多いところではとても軽くて助かります。そして画質も約2410万画素と十分です。
山での撮影の注意点は、露出が若干オーバー気味になってしまうことが多く、桜の淡い色合いに気をつけ、露出補正で調整しながら撮影した方が良さそうです。
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