私たちが知っているカモといえばカルガモではないでしょうか。子供をぞろぞろと連れたカルガモ親子が道路を渡っているシーンを、TVのニュースで見た方も多いのではないでしょうか。
カモの多くは冬鳥
カモとは、カモ目カモ科の首が長くない小型の鳥のことを呼ぶそうです。大型はガンと呼ぶそうで、ハクチョウもカモ科に属するそうです。カモは河川、湖、池などに住む水鳥で、ずんぐりとした体形で、短めの脚が体の後方にあり、水かきがあります。
日本に冬鳥として渡ってくるカモは、シベリア方面から渡ってくるようですが、カルガモとオシドリはいつでも見られる留鳥だそうです。
カルガモは雄と雌は同じような模様をしていますが、一般的には鳥類は雄雌で模様が違い、雄の方が派手な色と模様ですが、カモの仲間も雄の方が派手な色と模様の羽であるようです。また繁殖期が終わると雄は雌のような地味な模様に変わってしまうようで、ほとんど雄と雌の区別がつきにくくなるそうです。
カモの種類は世界で約100種類以上にも及び、日本に渡ってくるものだけでも、マガモ、コガモ等約30種類いるようです。違いや名前はなかなか覚えられませんが、身近な所にやってくるカモの名前は覚えたいものです。