写真雑記

実はおとなしいクマバチー生態を知ろう

夏の花を撮影していると、蜂たちが蜜を食べにやってきます。よく見かけるのはミツバチですが、大きくて丸々して黄色い毛が生えているクマバチにもよく出逢います。人間には目もくれず花から花へと飛んでいきます。

 

なんとなくクマっぽいので、クマバチと付けられたのでしょうか?しかし蜂なので用心にこしたことはないので、警戒はしています。

 

 

 

 

 

クマバチー実はミツバチの仲間

 

クマバチ(熊蜂)はミツバチ科クマバチ属、大型の花バチで、スズメバチやアシナガバチのように昆虫を捕らえて食べるのではなく、花の蜜や花粉を食べているそうです。胸部に黄色い毛が生えているのが特徴で、ブンブンと大きな音を立てて飛んでいます。

 

 

ブンブンと音を立てて飛ぶので、怖いように思いますが、他の蜂よりも攻撃性は低く、おとなしい性格のようです。しかしメスは毒針を持っているので、手ではらったり刺激を与えないようにとのことです。またクマバチの針は太いので刺されるとかなりの痛みはありますが、毒性は低く炎症がひどくはならないようです。

 

クマバチの大好物は、フジの花の蜜ですが、デュランタの花はフジの花と似ているのか、デュランタの花にもたくさんのクマバチが集まっていました。

おとなしい性格で、ずんぐりして可愛いクマバチ。過度に怖がることはありませんが、あくまで蜂ですので注意して撮影するようにしてください。

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