写真雑記

サギと大阪

大阪のおばちゃんはオレオレ詐欺の被害が少ないと言う。大阪のおばちゃんには特殊能力があって、「オレオレ」と言っても、「オレって誰や。うちにはそんな名前の子供おらへんで」と切り返すそうだ。しかしそんなおばちゃんでもかかりやすい詐欺があると言う。還付金等詐欺らしい。「医療費の還付金を振り込見ます。」「お金を返します。」等の、お金が返ってくるという詐欺には騙されやすいようです。

チュウサギのカップルでしょうか?(毛馬桜ノ宮公園にて)

今日は、サギと言ってもこの詐欺ではなく、鳥の鷺についてです。大阪は大小様々な川がたくさんあり、水都大阪と言われています。そのためでしょうか、鷺をよく見かけるのです。わたしの近くにも小さな川が何本もあり鷺がいます。皆さんは見かけませんか?

わたしはこの鷺の動きがとても大好きで、じっと見てしまいます。まず足が長く、そして首が長いです。その姿でゆっくりと歩きます。そして餌が来るのを待ち伏せしじっとしています。その様子を見ていると、見られているのがわかるのか目はこちらを見ているように思えます。その動きや表情がなんとも面白いというか、大好きです。

EOS M5  15-45mm   ISO100オート 1/250  F9   -2/3   (アオサギ)

日本でよく見られるのは、アオサギ、シラサギ、コサギ、ダイサギなどが見られるようで、サギ科は水鳥の仲間で、日本には19種、世界に65種生息するようです。

川や水田などを餌場にし、魚やカエル、爬虫類を餌としていて、巣は高い木の上等に作り、集団生活(集団営巣地、コロニー)をするようです。実際、栃木県や千葉県等では居住地の近くを好んでコロニーを作って繁殖し、たくさんの糞や、夜中でも大きな鳴き声がするので、迷惑がられている。

鷺の名称の由来には諸説あるらしいが、鳴き声が騒がしいことから「さやぎ(騒ぎ)」が転じたこと等あるらしい。いずれにせよ美しい鳴き声ではなく「グワァー」と鳴きながら飛んでいるのをよく目にする。

撮影に関しては、大きくてゆっくり動くので、初心者の方には撮りやすく、水辺の近くにもいるので見つけやすい。是非、撮影にチャレンジしてください。

 

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