梅雨が続く7月、最近よく見かけるようになった薄いピンク色の花、私の住む大阪東住吉区の今川沿いにも咲いていました。
ハブランサスー南アメリカ原産のレインリリー
「ハブランサス」は南アメリカ原産。ヒガンバナ科ハブランサス属の球根植物で、アメリカの熱帯、亜熱帯地域に分布し、高温乾燥が続いた雨の後、一斉に花を咲かせることから、別名「レインリリー」と呼ばれているそうです。
このハブランサスに似た「ゼフィランサス」という花もあり、同様な理由で、レインリリーと呼ばれているのようです。
花は6月〜9月に咲き、花径5〜10cmほどの大きさで、色は淡いピンク、黄、褐色などがあり、よく見かける淡いピンクの花は「チェリー・ピンク」のようです。
よく似た、ゼフィランサスの花は上向きに咲くのに対して、ハブランサスはやや横向きに花を咲かせるようです。
花言葉は「純白の愛」「清純な愛」「便りがある」「優雅なたしなみ」「期待」で、ハブランサス(Habranthus)の語源はギリシャ語の「優美(habros)」と「花(anchos)」からだそうです。
園芸品種として普及し、野生化したものもあるようで、大阪天満橋の大川沿いにも野性化したものを見かけました。もしかすると、あなたの住んでいる近くにも咲いているかもしれません。
メモ
EF50mmF1.8 絞り優先F2オートで撮影