ヒメヒオウギズイセンー南アフリカ原産
大阪市東住吉区の今川沿いを歩いていて見つけたオレンジ色の花、スマホを取り出しグーグルレンズで調べてみると「ヒメヒオウギズイセン」と出てきました。漢字では「姫檜扇水仙」と書くので、日本の花かと思いきや、なんと原産は南アフリカであるそうです。
そしてフランスで品種改良されて作られたのが「ヒメヒオウギズイセン」で、日本には明治時代中期に観賞用として入ってきたのだそうです。園芸では「クロコスミア」や「モントブレチア」とも呼ばれるそうです。
このヒメヒオウギズイセンは南アフリカ原産の「ヒオウギズイセン」と「ヒメトウショウブ」との交配種であり、「ヒオウギズイセン」に似ているので間違われることもあるようで、どちらも鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるようです。葉がヒオウギ(檜扇)に、花がスイセン(水仙)に似て、小型(姫)なので名前がついたようです。
繁殖力は旺盛であることから、佐賀県では迷惑植物として栽培を条例で禁止しているほどですが、お盆の頃に花が咲くことから盆花として利用する地域もあるそうです。
花言葉は「陽気」「楽しい思い出」「謙譲の美」などがあり、6月25日の誕生花です。
これからの季節に咲くヒメヒオウギズイセン、きっとあなたの住んでいる周辺にも咲いているかもしれません。是非探してみてください。
メモ
EOS Kiss X8i EF-S18-55mm ,EF50mmF1.8 プログラムオートにて撮影