ファミリー向け森ノ宮駅
大阪城公園は面積が約105万6,000平方メートル、東京ドーム23個分の広さがあり、写真を撮るのにオススメのスポットです。そして色んな駅からアクセスできますが、まず大阪城公園へ何の目的でいくのか、予め調べて最寄り駅を決めた方がいいかもせれません。大阪城公園敷地内に最も近いのは、JR環状線、大阪メトロ中央線、鶴見緑地線森ノ宮駅です。JRは信号を渡らなければなりませんが、大阪メトロ森ノ宮駅は「3-B出口」改札出て階段を上がると目の前がすぐ大阪城公園で非常に便利です。
正面から遠くに大阪城の天守閣が見え、また左へ行くと大阪城音楽堂やピースおおさか大阪国際平和センターに行くことができる。
森ノ宮駅を出て天守閣に向かい真っ直ぐに進むと、右手すぐのところに子供たちの公園「子供天守閣」(無料)や親子で遊べる「ボーネルンド・プレイヴィル」(有料)があり、子供たちが喜びそうです。
まっすぐ進んでいくと噴水があり、周りにベンチが設置されていて、スターバックス、ベーカリーやコンビニもあり、ゆっくり一日を過ごせるスペースとなっています。
そしてこの噴水前にロードトレインの乗り場があり、子供達がきっと乗りたがるに違いありません。天守閣まで行くのに体力的に難しい方も楽々いくことができます。
ロードトレイン
運行ルート1
- 森ノ宮駅噴水前
- ジョーテラスオオサカ・インフォメーションセンター前
- 駐車場前駅
- 極楽橋駅
- 豊国神社前駅
料金は大人:往復500円 片道300円 子供:往復300円 片道200円
運行ルート2
- 森ノ宮駅噴水前
- 極楽橋駅
- 豊国神社前駅
噴水を越えて、スターバックスを右手に見て、真っ直ぐ進んでいくと市民の森が見えてくる。
市民の森
東京ドーム23個分の広さだけあって公園内に森があり、所々にベンチが設置されているのいで、森林浴を楽しむことができます。ちなみに大阪城公園には記念樹の森、においの森、おもいでの森、市民の森と4つの森があります。
都会の中に、こんな森があるなんて...足もとを見ると小さな花が咲き、大阪城公園の奥深さを感じる。
市民の森を進んで行くと東外堀があり、この外堀の手前を左に曲がると高い階段があり、この階段を上がると天守閣に通じる玉造口にたどり着くのですが、かなりキツイので、体力的に自信のない方は、ロードトレインで天守閣まで行った方がいいでしょう。
東外堀の向こうに見えるのはOBP(大阪ビジネスパーク)。
算用曲輪(さんようぐるわ)
階段を上がりきると、豊臣時代年貢や金銀などの計算を行なった、「算用曲輪」があったとされる所があり、右へ曲がると玉造口が見えてくる。江戸時代、この周辺は大きな杉の大木がそびえる小山となり、「杉山」と呼ばれるようになり、大坂城を仰ぎ見る行楽地として多くの庶民が集い、親しまれたらしい。
また正面には南外堀越しに重要文化財の一番櫓が見える。
一番櫓(いちばんやぐら)重要文化財
案内板によると、二の丸南側の石垣上には、2層2階でほぼ同規模の隅櫓【すみやぐら】が、東から西へ一番から七番まで建っていて、この櫓は最も東に位置することから「一番櫓」とされ、玉造口【たまつくりぐち】に攻め入る敵を側面から一斉に迎撃することができたようです。創建は徳川幕府による大坂城再築工事の最終段階にあたる寛永5年(1628)と考えられており、面積は1階が約167.98平方メートル、2階が約96.31平方メートル、高さは約14.3メートル。そして一番から七番までの櫓のうち、現存するのはこの一番櫓と六番櫓だけということです。
玉造口(たまつくりぐち)
やっと辿り着いた玉造口、現在では門の両脇の石組み以外は旧館をとどめておず、当時は上に多聞櫓が建っていたようです。
桜田門(重要文化財)
「桜田門外の変」で有名な桜田門。‘’1860年、大老の井伊直弼の大名行列が桜田門まであと数百メートルのところで、水戸浪士と薩摩浪士に襲撃され首をはねられた事件‘’
大阪城公園には、この桜田門を含め13の重要文化財があり、歴史公園という役割もはたしている。
やっと天守閣のある本丸にたどり着きました。ここまできてわかったのは、森ノ宮駅からは公園に最も近いですが、ロードトレインに乗らない場合、天守閣までは遠いので、どちらかというと天守閣に行くのではなく、公園内でゆっくり楽しむ人向けのようです。ちなみにファミリーの方に森ノ宮駅近くのキューズモールをご紹介しておきますのでご参考まで。
森ノ宮キューズモールBASE
一番の特徴は3階に設置された1周300メートルの人工芝の陸上トラック。スポーツに関する滞在型施設をコンセプトにしているので、物販テナントが少ない。ちなみにスーパーマーケットはライフが入っている。