まだまだ寒い2月、万代池公園の花壇に黄色い花を咲かせていた、キンセンカ(金盞花)。花が黄金色で「盞(さかずき)」のような形をしていることから「キンセンカ(金盞花)」と呼ばれるようになったそうです。
冬から春まで、長い間花を咲かせるキンセンカ
キンセンカの原産地は地中海沿岸。キク目キク科の植物で別名カレンジュラやポットマリーゴールドとも呼ばれているようです。北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパなどで栽培されていて、冬から春まで長く咲くことから「冬知らず」と言われているそうです。
食用としてのキンセンカ
葉は長さ5〜18cmくらいの単葉で、毛が生えていて、花は約10cmほどで大きさで、花色はオレンジ、黄、茶系、などがあるようです。またヨーロッパではハーブとして食用や薬用に使われたり、サフランの代用として着色料などとして使用されるなど、古くから人々の暮らしの中で馴染みのある花であったようです。
キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」、「悲嘆」、「失望」、「寂しさ」など悲しい花言葉が多いようですが、欧州では黄色い色の花は不吉とされたり、ギリシャ神話から由来するそうです。誕生花は1月20日、2月8日、2月9日。
寒い冬から咲きつづけるキンセンカ、あなたの近くの公園で見つけたら、是非撮影してみてください。