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阪堺電車ー今も愛され続けるチンチン電車ー路面電車を撮影

大阪の天王寺駅前から堺の浜寺公園まで走る(えびす町からはあびこ道で乗り換え)チンチン電車こと阪堺電車は、今も沿線の方々にとって大切な足となっていて、愛され続けていますが、大阪市内の北の方々は乗ったことがないという方も多いのではないでしょうか?

今も頑張る、チンチン電車

帝塚山3丁目から帝塚山4丁目では、街並みを走る車両が撮影できる

 

わたしも大阪市民となって約40年になりますが、阪堺電車に乗ったことが数回あるだけです。しかし今回、ある事情で阪堺電車に乗ることになったたので、写真を撮ってみました。

 

神ノ木から帝塚山4丁目では夕陽を浴びながらカーブを曲がる車両が撮影できる

なぜチンチン電車というのか

 

ちょっとためらってしまうような愛称の「チンチン電車」ですが、なぜそう言われたのか調べてみますと、昔は切符を切っていた車掌がいたのですが、運転手に発車や停車の合図に鐘の音で1回鳴らすと「停車」、2回鳴らすと「出発」などとなっていて、その鐘の音が「チンチン」となることから「チンチン電車」と呼ばれるようになったようです。

 

 

このチンチン電車は、1900年(明治33年)大阪馬車鉄道が天王寺(天王寺西門前)〜東天下茶屋間で開業したのが始まりで、その後、さまざまな経緯があり、1980年(昭和55年)に阪堺電気軌道となったようです。ちなみに、日本で初めて開通した路面電車は京都で、1895年(明治28年)に京都電気鉄道が七条停車場と伏見区下油掛町の約6kmの伏見線なのだそうですが、1978年の9月30日に廃止されたとのことです。

 

帝塚山4丁目駅

 

「赤電」カラーの阪堺電車ー筑豊電鉄とのコラボ車両

赤電仕様の阪堺モ 161 形

 

路面電車の最大の楽しみは、様々な企画車両やボディ広告などが描かれている車両ではないでしょうか?そのひとつが昨年の11月から筑豊電気鉄道との共同企画として、現役車両国内最古の「モ161形」車両に、筑豊電鉄の「赤電」と呼ばれ親しまれている赤色で塗装された車両が、約3年間運行されています。また2021年12月6日から、子どもたちに人気のTVアニメ「チャギントン」が描かれているラッピング車両も登場します。このように様々なラッピング、ボディ広告車両が走っていて、撮影の楽しみが広がります。

 

路面電車の撮影は遠くから望遠レンズで撮影すると雰囲気が出ます

 

 

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