一眼カメラの良いところは、レンズ交換ができるところです。そして交換レンズには様々なレンズがあり、どのレンズを選んでいいのか迷うところです。まずは予算とどのような写真を撮りたいのか考えてみましょう。
ズームレンズ
ズームレンズは1本で焦点距離を変えられ、遠く離れて近づけない所でも撮ることができることができ、自由に画角を変えることができて非常に便利です。標準ズームや広角ズーム、望遠ズーム、そして最近では一本で広角から望遠までの万能ズームレンズもありますが、特に初心者向けの標準ズームは軽く、ボディとのセット持ち運びやすいです。
標準ズームレンズとボディのセットがオススメ
ズームレンズは便利である反面、開放F値が暗い(光を取り込む量が少ない)ので、背景がボケなかったり、開放F値が暗いため、シャッタースピードが遅くなり手ブレするなどの欠点があります。またF値が明るいズームレンズもありますが、使用するレンズが大きくなり、枚数も増えるので大きく、重くなります。(値段も高価)
単レンズ
単レンズは、構造がシンプルで、開放F値が小さく(明るく)ので、背景をぼかしたり、シャッタースピードを上げることができます。
(例)24mm
(例) 50mm
(例)200mm
(APS−Cサイズ 焦点距離の1.5〜1.6倍)
※マウントアダプターEF-EOSM使用
入門向けの単焦点レンズから高価なものまで様々ですが、高価な単焦点レンズは、レンズも大きいので、重くなりますが、描写性能も良くなります。入門向けの単焦点レンズの代表と言えば、キヤノンの50mmF1.8STMが有名で、1万円台で購入できますが、APS−Cのミラーレス一眼カメラでは上の写真のようにアダプターが必要です。各メーカーでは次のようなレンズがオススメです。
キヤノン EF-M22mm F2 STM
ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G
ソニー E50mm F1.8 OSS (SEL50F18)
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
パナソニック LEICE DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.H-X025
フジフイルム XF35mmF1.4R
〈ズームレンズで撮影〉
開放値F5.6にて撮影
キヤノン EF−M 18ー55mmF3.5-5.6IS STM使用(旧製品)
〈単焦点レンズで撮影〉
開放値F1.8にて撮影
キヤノン EF50mmF1.8STMにて撮影
ズームレンズは望遠側の開放値がF5.6で撮影しましたが、背景のボケが結構いい感じになりました。また単焦点レンズは開放値F1.8で撮影したものですが、背景のボケが単純化されて、梅の花が浮き出ています。単焦点レンズの良さは開放値が明るくボケの良さかもしれません。
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