さらに進化したミラーレス一眼 EOS Kiss M2
キヤノンEOS Kiss シリーズ初のミラーレス一眼として話題となったEOS Kiss Mから、昨年の10月に発売となったEOS Kiss M2はKiss Mと画質の面では変わりませんが、一番の進化は、「瞳AF」です。
「瞳AF」の進化
「瞳AF」が静止画撮影時のサーボAFに対応し、自動的に瞳にピントを合わせ続けてくれるようになり、瞳検出の精度がアップして全身が写っている範囲でも瞳を検出するようになり、さらに使いやすさを増しています。
そのように進化したEOS Kiss M2を標準ズーム15-45mmをつけて撮影してみました。
EF-M15-45mm ー EOS Kiss M2レンズキットの標準ズーム
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小型・軽量・持ちやすさ
ボディの重量わずか約387gと400gを切り、APS-Cサイズで小型・軽量の一眼レフEOS Kissよりもさらに小さく軽くなり、ミラーレス一眼でEOS M200に次ぐ軽さとなりました。
小型なので、手の小さな女性には持ちやすく、キヤノンならではの人間工学に基づく設計により、しっかりホールディングできます。
しかも上位機種に匹敵する性能を持ち、画質も約2410万画素と初心者から中級者まで使うことができるカメラとなっています。
初心者にもわかりやすく
軽快なタッチパ操作と「やさしい」表示レベル設定
操作はダイヤルで撮影モードを選択、タッチパネルでも選択できることができます。また表示レベルも、初めてカメラを持つ人のための「やさしい」と「標準」のどちらかを選択することができるようになっています。
表示レベルの「やさしい」を選ぶと文字情報だけではなく、視覚的にわかりやすいように、写真と大きな文字情報となっています。
ボディ背面のメニュー(MENU)ボタンを押すと、撮影設定・再生設定・機能設定・表示レベル設定を表示することができ、ダイヤルとタッチ操作でそれぞれの機能を細かく設定することができます。
カメラから撮影データをパソコンやスマホに送る時にはBluetoothやWi-Fiで送ることができ、撮影しながらWi-Fiでスマホに画像を自動送信ができますので、撮ったそばから次々とタブレットやスマホに送信できます。
4K動画撮影
4K動画に対応し高解像度の動画が撮影でき、時間を追って変化していく被写体を定点観測できるタイムラプス動画も4Kで撮影することができます。また背面のバイアングル式モニターは角度を自由に変えることができ、動画向きとなっています。そしてデジタル端子、HDMI端子、外部マイク端子を装備しています。
色鮮やかな表現
映像エンジン「DIGIC8」から生み出される画像は忠実な色合いから鮮やかな色合いまで、好みに合わせて設定できますが、キヤノンは鮮やかな色合いが特徴で、人肌は定評があります。
私はほとんどの撮影を風景モードで撮影しています。状況に合わせて、詳細設定で色を濃く調整したり、コントラストを調整しています。
スペシャルシーンモード
被写体やシーンに合わせて撮影モードを選ぶだけで、カメラが撮影に適した写真にしてくれるカメラにお任せモード。
確かに、最初は流し撮りや夜景ポートレートは難しいので、使ってみても良いかもしれません。また音楽の発表会等では、サイレントシャッターモードがあるのは嬉しいです。
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クリエイティブフィルター
撮影した写真をクリエイティブティブな表現で加工したいときパソコンなしでフィルター処理を行い、別画像として保存することもできます。
コンパクトなボディの中に、初心者にもやさしい心使いと、あらゆる機能を詰め込んでどんな撮影でも行えるミラーレスカメラ。EOS Kiss M2の可能性は無限です。今回モデルとなってくれた、看護士のリエさんも、小さくて軽いEOS Kiss M2を大好きになりました。
レンズのバリエーションを広げる
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今回使用したレンズはセットで販売されているEF-M15-45mmF3.5-6.3 IS STMレンズですが、価格コストパフォーマンスは良いのですが、ボケ効果を期待する方には、不満足かもしれません。EF-Mレンズの種類も増えてはきているものの、まだ満足できるものではありません。
そこで、ご紹介するのは、キヤノンの他のシリーズのレンズをEOS Kiss M2でも使用できるようにするマウントアダプターEF-EOSMです。このマウントアダプターがあれば、若干AF合致スピードは遅くなりますが、低価格で人気の単レンズEF50mmF1.8 レンズや他のEF、EF-Sレンズも使用することができるのです。
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