焦点距離とは
カメラのレンズには広角から望遠、ズームレンズなどがありますが、それぞれのレンズは焦点距離であらわされ、100mmのレンズは、焦点距離が100mmのレンズということです。
その焦点距離とは、レンズの中心から焦点が合う(像を結ぶ)地点の撮像素子(イメージセンサー)までの距離です。(下図参考)
焦点距離が短いほど、画角は広くなり、写せる範囲は広くなります。
焦点距離が長くなるほど、画角は狭くなり、写せる範囲は狭くなります。
- 焦点距離が35mm以下のレンズを広角レンズ
- 焦点距離が70mm以上のレンズを望遠レンズ
- 焦点距離が50mm前後のレンズを標準レンズ と言います。
写真講座 7(基本) レンズの画角について
レンズの画角 皆さんは画角という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。画角とは、写真を撮った時、カメラの位置から実際に写った写真の範囲を角度で表したものです。 写 ...
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焦点距離とF値
レンズの明るさを表すF値(200mm F4)は、レンズの焦点距離をレンズの口径で割った数値です。
200mm(焦点距離)÷50mm(レンズの口径)=F4
レンズの口径が大きければ大きいほど、F値が明るく(明るいレンズ)なります。スポーツカメラマンが使用している望遠レンズはレンズの口径が大きく、F値が明るいレンズなのです。