独特の花の形をしたアスクレピアス
まるで羽根つきの羽のような独特の形をしたアスクレピアスは、南北アメリカや熱帯アフリカ原産のキョウチクトウ科トウワタ属の多年草ですが、主に見られるのは園芸品種で、赤と橙のツートンカラーのクラサヴィカ種と、葉が細く花が橙のツベロサ種だそうです。
日本には江戸後期に渡来したようですが、寒さに弱く、日本では一年草とされているようで、花期は6月〜10月で、花の1cmほどで、羽根つきの羽のようなのは花冠だそうです。花後の果実が熟してはじけ、中から綿毛の付いた種が出ることから「トウワタ(唐綿)」の和名でも呼ばれているようです。
アスクレピアスは、茎や葉を傷付けると白い液体を出すことから、英語では「Milkweed(ミルクの雑草)」とも呼ばれていますが、この白い液体には毒性があり、触るとかぶれることがあるようです。
花言葉は「私を行かせて」「心変わり」「移り気」などで、「心変わり」は、根や草に毒があるが、薬にもなることからで、「小さな恋」は、小さな花が集ま流、かわいらしい姿から付けられたようです。誕生花は7月18日、9月11日です。
多くの方に親しまれているようですが、私は初めてアスクレピアスを見て、その花の姿に感動してしまいました。今回は橙色のアスクレピアス・ツロベサでしたが、是非、赤と橙のツートンカラーのアスクレピアス・クラサヴィカを撮影してみたくなってしまいました。