花の写真を撮っていてつくづく思うのは、この世界にはどれほどたくさんの種類の花があるのだろうか?ということです。そして日本にも海外から来た花がしっかりと定着して、このマツバボタンもどこでも見かけるようになりました。
ブラジル・アルゼンチン原産の花ーマツバボタン
マツバボタンはブラジル南部・アルゼンチン原産でスベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラ属)の一年草です。和名のマツバボタンの名前は、細い葉が松葉のようで、花を牡丹に似ていることからつけられたようです。
花期は6月〜9月頃で、花色は赤、オレンジ、ピンク、黄、白、複色があり八重咲や万重咲まであるようです。
花の真ん中には一本の可愛いリボンのような雌しべがあり、たくさんの黄色い雄しべがありますが、昆虫が雄しべに触れると雄しべは動いて、虫に花粉をなすりつけるそうです。
花言葉は「無邪気」、「忍耐」、「可憐」で、別名「日照草(ひでりそう)」と言われるほど、真夏でもかわいい花を咲かせている、その姿からつけられたようです。誕生花は7月27日、8月3日、8月18日、8月21日です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きそうです。そんな中、無邪気にキレイな花を咲かせるマツバボタン。きっとあなたの住む周辺でも咲いているに違いありません。
メモ
EF-M18-150mmF3.5-6.3 ISOオート プログラムオートで撮影