いつも公園などでよく見ている鳥なんですが、写真を撮ろうと近づくとすぐに逃げられてしまい調べることができませんでした。しかし大阪平野区の公園に花の撮影に行ってみると、鳩たちの中に混じって餌を探していたので、いつもより近くに寄れて撮影することができました。さっそく調べてみると「ムクドリ」という鳥であるみたいです。
日本のどこにでもいる留鳥ームクドリ(椋鳥)
ムクドリは日本全国に生息しており、種類はスズメ目ムクドリ科で、スズメの仲間であるそうです。大きさはスズメとハトの中間の大きさで、くしばちと足は黄色であるのが特徴です。ムクドリと名付けられたのは、椋(ムク)の木の実が好きであるからだそうです。
昔は益鳥。今は害鳥?
ムクドリは低地の木の実や種子や果物などを食べるだけでなく、虫なども食べるため、昔は田畑の害虫を食べてくれる益鳥として好感をもたれていたようです。
しかし、経済成長とともに、山や田畑が減っていき、餌場がなくなってしまったため、都会の公園や街路樹などに群れで巣を作るようになり、そのため、鳴き声がうるさくて眠れないなどの被害が多くなったため、今では害鳥と言われるようになったようです。
害鳥といっても、「鳥獣保護管理法」により勝手に殺したりはできません。ムクドリが害鳥になってしまったのは、人間が自然を破壊してきたためです。とはいってもムクドリが大群で住むようになったところに住む方々にとってはムクドリの鳴き声や糞の被害で大きな問題となっているのも事実です。どうすればよいのでしょうか…
メモ
EF-M18-150mmF3.5-6.3 ISOオート プログラムオートで撮影