5月〜6月頃どこにでも見つけられる「ドクダミ」。私の住む大阪東住吉区でも、ドクダミの花を川沿いの日陰などでよくみられるようになりました。ドクダミといえば、名前からくる悪いイメージとその悪臭、そして生育旺盛で迷惑な雑草として見られていますが、実は昔から薬草として使われている、有益な植物なのです。
万能薬草ードクダミ
ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草。原産地は東アジアで、日本では日本各地で見られることができますが、毒を抑える効能から「毒溜め(ドクダメ)」から「ドクダミ」と言われるようになったという説があります。そして薬効がたくさんあることから「十薬」と呼ばれており、ゲンノショウコ、センブリとともに三大民間薬の一つであるそうです。
ドクダミは薬用として、漢方薬、内服薬、外用薬としても使われるほか、日本では食用として山菜やお茶として、ベトナムや中国でも料理等で欠かせないものとされているようです。
ドクダミの花の開花時期は5月〜7月頃で、白い十字架のような形をしています。実はこの白い花びらのようなのは、葉が変化した総苞片で、花は真ん中の突出した黄色い部分に密集している小花だそうです。
ドクダミの花言葉は「白い追憶」「野生」で、5月15日の誕生花。
背丈は高くないので、しゃがんで撮影をしなければいけませんが、近くで見ると真ん中の黄色い小花がはっきり見えて、とても愛らしく見えます。どこにでも見られるので撮影にチャレンジしてみて下さい。
メモ
EOS Kiss X8i EF50mmF1.8 STM ISOオート プログラムオートで撮影
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