よく何かを撮るために出かけると、目的外の撮影ができることがあります。今回も長居植物園にヒマワリを撮影しに行ってみると、睡蓮が綺麗に咲いている池にたくさんのトンボが飛んでいるのに気づきました。
美しい羽を持つチョウトンボ
長居植物園の大池に咲いている睡蓮の上を飛んでいたのは、「チョウトンボ」というトンボでした。多くのトンボの羽が透明なのに、色が濃く光を受けて、見る角度によって色が変わって見えます。
金属光沢の羽を持つチョウトンボは、ひらひらと蝶のような飛び方をすることからチョウトンボと呼ばれるようになったそうです。
チョウトンボの大きさは3〜4cmほどで6月から9月頃まで見られ、分布は本州・四国・九州の水生植物の多い池にいるようです。さほど珍しいトンボではないようですが、最近は農薬汚染などで、著しく減少しているようです。
子供の頃は、昆虫が大好きで、蝉やトンボを取るのが大好きで、小学校の小さな池にいるトンボの幼虫(ヤゴ)を取っていましたが、この羽の美しいチョウトンボは見た記憶がありません。今、長居植物園の睡蓮のところで出会えるはずですので、是非行ってみてください。
メモ
EOS M5 EF-M18−150mmF3.5-6.3 150mm側 プログラムオートにて撮影