天王寺公園はてんしばや動物園、茶臼山、美術館があり、美術館前からは通天閣も見ることができ、市民の憩いの場となっています。
慶沢園
そして天王寺らしくないというか、しっとりとして落ち着いた感じの、純日本風の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園の「慶沢園」があり、春と秋の季節がとても美しいです。「慶沢園」は江戸時代からの大阪の豪商・住友家15代吉左衛門から大阪市に寄贈されたものであるようです。
この「慶沢園」は春も秋も美しく、また桜が散っても新緑が美しく、春夏秋と楽しめる庭園です。
庭園の施工者は、平安神宮神苑、円山公園など数々の庭園を手がけた「植地(うえじ)」こと第七代小川治兵衞。近代造園のスタイルを確立したとされる造園家。中央部に大きな池を配置し、築山を築き、その周辺には飛石や橋をめぐらせ、躍動する水の動きを感じさせる沢渡の手法が用いられた庭造りとなっています。
四阿(あずまや)の中の落ち着いた空間から周りの景色が見渡せる。園内には、200種類に及ぶ木々が植栽されていて、四季折々の景色を楽しむことができる。
池の向こうから、あべのハルカスが見え、都会の中のゆったりとした庭園の中でゆっくりと過ごすのも、たまにはいいかもしれません。
慶沢園内には長生庵という茶室もあり、事前の予約があれば使用するこのできるようです。もちろん料金(1日 16,200円)はいりますが...
慶沢園は新緑や桜の頃と秋の紅葉の頃がオススメです。また桜が散っても新緑がとても美しいので、カメラを持って出掛けてみられてはどうでしょうか。もちろん入場料(200円)は入りますよ。