彼岸花
昔、山口百恵さんが歌って有名になった曼珠沙華(マンジュシャカ、マンジュシャゲ)
‘’マンジューシャカ恋する女は
マンジューシャカ罪作り
白い花さえ 真紅に染める‘’
宇崎竜童さんと阿木燿子さん(歌詞)が作られたもので、カッコイイ歌だった。
曼珠沙華は仏典に登場する空想上の花で「天から降る赤い花」と考えられており、「彼岸花」とは別物らしいが、今では「彼岸花」の別名となっているようだ。
大きな木の下に咲いていた「彼岸花」を花の真下から木を見上げるように広角で狙ってみた。ミラーレスカメラならでは、地面すれすれから撮影。EOS M5 15-45mm ISO感度100 1/250 F7.1 -1/3
彼岸花は彼岸の頃に咲くため彼岸花と呼ばれるようになったとの説がある。原産は中国。鱗茎(りんけい.球根)に毒があるため、毒によって田や墓地を動物や虫から防ぐため水田の畦や墓地付近に植えられた。そのため、墓花、死人花等、不吉な花とされたようである。
彼岸花も品種改良を重ね、その品種は30種類以上あり、赤の他に黄色と白い品種もあるようです。黄色の彼岸花はショウキズイセン。白い彼岸花はシロバナマンジュシャゲといい、最近よく見かけるようになりました。
花言葉は「情熱」「想うはあなたひとり」「あきらめ」「再会」「悲しい思い出」等があり、山口百恵さんが歌う「曼珠沙華」の歌詞では情熱をあらわしているのでしょうか?
この花もヒガンバナ科。「サフランモドキ」メキシコ、グアテマラ原産。同じヒガンバナ科とは思えない。