モノクロで撮影
全国には商店街が14万以上があると言う。しかし新型コロナ以前から元気のない商店街がたくさんある。シャッター商店街と言われている。
少子化による人口減少や後継者不足、消費スタイルの多様化、郊外立地型大型店との競争など多くの課題があるという。
しかし商店街の中に個性的な店舗もあり、様々なアイデアで活性化しようとされている商店街や店舗もあるので、ゆっくりとカメラを持ち歩いて、見てみると案外面白い。
そんな商店街をモノクロで撮影すると味が出て、なかなかいい感じになるのではないでしょうか。(下の写真は夜の美章園商店街)
EOS M5 15-45mm ISO3200(オート)1/40 F6.3 -1/3
わたしの尊敬するカメラマン、浅井慎平さんが、昔こんなことを言っていました。「カラーの写真で上品な写真をみた事がないけれど、モノクロ写真は上品である。」
わたしは色に反応するタイプで、派手な色につい目を止めて撮ってしまう。だから綺麗な花を自分の作品にしようと花を撮り続けています。しかし、時々、白と黒の世界、コントラストの世界にも魅力を感じてしまいます。モノクロだけを撮り続ける勇気はありませんが、ヨーロッパのような整備された街並みではなく、ごちゃごちゃした日本の商店街や古い長屋をモノクロで表現したくなることがあります。
皆さんも時にはモノクロでこの世界を表現してみませんか。けっこう面白いですよ。
EOS M5 EF50mm ISO100(オート)1/80 F2.8