私の住む大阪東住吉区の公園で、センダンの木が花を咲かせていました。ヒマラヤ山麓原産でありながら、昔からアジアの各地や日本でも生育しています。
センダンの花(センダマ)
古名はオオチ、アウチなどと言われていたようで、関東以西の暖地に分布し、センダンの花は「千の玉がなったように見える」ので「センダマ」と呼ばれ、5〜6月頃に咲き、大きさ約8mmほどで紫色の小さな花です。花が散ると実がなり、秋には黄色く色づき、人間には有毒だそうです。
センダマは今がちょうど見頃ですが、目立たなく、目の前にあっても、通りすぎてしまうほどです。右のブラシノキの花は、非常に目立っていますが、左のセンダンの花は葉と同化して目立ちません。
しかしセンダンの木の実は有毒と言っても、木材は家具として、果実や樹皮は生薬として使われている、人間にとって非常にありがたい木なのだそうです。
6月14日の誕生花であるセンダン(センダマ)の花言葉は「意見の相違」で、白檀(びゃくだん)とよく間違えられたことからではないかと言われています。
冬に撮影したセンダンの写真を載せています。是非ご覧ください。
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メモ
全ての写真 EOS Kiss X8i 18-55mm標準ズーム プログラムオートにて撮影