久宝寺
諸用があり、久宝寺に行くことになった。初めて行くところは若干の不安もあるが、楽しみもある。自由に使える時間が1時間しかなかったので、駅から近そうなところを調べてみると、久宝寺寺内町が古い町屋があって趣きがありそうなので行って見た。
久宝寺は、戦国時代に寺内町として建設され、450年以上の歴史があるらしい。JRの改札を出たところにある八尾市の案内板には
ー 蓮如上人は、文明2年(1470年)の河内布教の際、「帰する者市の如し」といわれるほど帰依する人が多かったので、この地に西証寺を建立しました。西証寺は後に顕証寺と寺号を改め、天文10年(1541年)頃にこの御坊を中心として久宝寺寺内町が誕生しました。ここには多くの真宗門徒が集まって自合を行い、また商工業者も集まって経済的に繁栄していました。ー(八尾市案内板より)
寺院の周囲に町屋が建てられ、町屋の外側を濠と土居(土塁)で囲まれ、町全体が広い意味での寺院の境内であるとの考えで寺内町と呼ばれた。(久宝寺寺内町のまちなみ・八尾市より)
濠の周りにには彼岸花が咲いていた。
古い町並みを撮影するのには、標準ズームレンズがちょうどいい。町並みを道の真ん中から左右両方入れたカットと片方だけのカットを撮影する。平日で人がほとんど歩いていなかったので人物なしのカットだったが、道を歩く人の後ろ姿を入れてもかまわない。
久宝寺寺内町、今度時間があればゆっくりとまわって見たくなった。写真をまだ撮っているので後日、撮影スポットとしてご紹介する予定です。