マルチケーブル型式の斜張橋
普段は何気なく車で通ったり、見たりしている橋ですが、色んな型式があるようです。今では日本の橋梁技術は世界に誇ることができるようになったそうですが、1975年に開通した、大阪住之江区の‘’かもめ大橋‘’は橋桁を80本のケーブルで吊り下げて荷重を分散させるマルチケーブル型式の斜張橋は日本で初めての試みであったそうです。
かもめ大橋は、全長442m・幅員20m(片側2車線)の斜張橋で、大阪市住之江区の南港南3丁目と南港南4丁目とを結び、この付近には大阪南港フェリーターミナルやATC、インテックス大阪などの商業施設があります。
この付近では、冬になるとカモメがやってきて、木に止まる姿が見られます。またかもめ大橋の名の由来は、羽を広げて飛ぶカモメを正面から見た姿に似ていることからきているそうです。
かもめ大橋は歩いて渡ることができ、橋の上からの風景も美しく、今回は撮影できませんでしたが、背景に夕陽が浮かび上がる橋のシルエットは、とても美しいそうですので、機会があれば撮影に来てみられてはいかがでしょうか。