大阪市西区にある靱公園は、西園のテニスコートが国際大会で使用され、東園はケアキ並木やバラ園があり、大阪市内でも有名な公園で、総面積約9.7ha、東西に約800m、南北約150mと細長く、なにわ筋によって東園と西園に分かれています。
近隣には、住居も多く、大きなマンションが立ち、若い世代が多いためか、たくさんの保育所や幼稚園があり、たくさんの子どもたちが公園で遊ぶ風景が見られます。
靱公園の桜
靱公園といえば、ケアキ並木やバラ園が有名ですが、桜は、平成18年に行われた50周年記念イベントで、近隣の小中学生が桜とクヌギを植樹する等、意外と多く、今年は開花も早く、咲き始めています。
咲き始めた桜にたくさんのメジロが野鳥が集まり、花の蜜を吸う姿が見られました。
この靱公園にはいの「いのちの森」があり、希少種のマルタンヤンマやイシガケチョウなど、約600種の昆虫が確認されるなど、「自然と人間の共生」を目指す、大阪市の象徴と言えるのではないでしょうか。
靱公園のバラ園
また、東園にはバラ園があり、170品種、3400株のバラが栽培されていています。
靱公園の謎の人形
ずっと前から、気になっていたのですが、この公園には謎の人形があってどういう意図で設置されたのか不思議に思っていました。
3組の謎の人形。どれも服がリアルで、かなり汚れています。それぞれにタイトルがあるようです。
作者は「J,SEWERD JOHNSON JR」という方のようです。スワードジョンソンジュニアはトロンプルイユ塗装されたブロンズ像で知られる有名なアメリカ人アーティストで、“彼は、生きている人々の鋳造である等身大の銅像を設計し、彼らが日常の活動に従事していることを描写しました。“
ニューヨークでも展示されるほど有名な方であったようで、昨年2020年3月にお亡くなりになっています。なぜこのような銅像が設置されたのかわかりませんが、今回調べて少しほっとしました。
靱公園は、大阪メトロ四つ橋線本町駅28番出口を出て北に少し歩けばありますので、是非一度行ってみてください。
メモ
全ての写真 EOS M5 15-45mm ISO感度オート プログラムオート 露出補正+1〜−2/3
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