大阪の長居植物園でコスモスの花が満開になっているようなので撮影に行ってきました。「秋の花祭り」を行なっていました。
ライフガーデンはコスモス畑になっていて、コスモスの花が満開となり、たくさんの方が、スマホのカメラや一眼レフカメラで撮影されていました。
逆光こそシャッターチャンス
今日も写真をとられている方が、「逆光だから、撮らない方がいいよ」と友人にアドバイスをされている方が多い中、ある方が友人に、雲の中から太陽が出てきた時、逆光となるそのところで「今、シャッターチャンス」と言われているのを聞きました。その言葉どおり、逆光こそがシャッターチャンスなのです。
しかし、逆光で花などを撮る場合、カメラのオートでは、イメージどおりに撮れないことが多いのです。
逆光の時は露出補正をしましょう
上の写真は、プラグラムオートで撮影した時のカメラが示す露出です。どうでしょうか?いいか悪いか判断がつきにくいかもしれませんが、私の見た感じでは、少し明るいかなと思いました。
露出補正をかけた、−1から+1までの写真の違いをご覧ください。皆さんはどう思われましたか?私の感じでは−2/3 あたりが適正露出ではないかと思うのですが。
ピントが合っている花の透ける色を感じさせる時は、マイナス補正を、また全体を明るい感じに表現したい時はプラス補正をします。
背景(被写体)の色によって露出が変わる
カメラの露出計は、画面をしめる背景(被写体)が多いときは、その色によって影響されてしまします。背景(被写体)が暗めの時は明るく、背景(被写体)が明るめの時は暗くなってしまうことが多く、緑が多い山などが背景の時は、明るくなってしまします。特に緑の草や山が背景の時は、露出補正をマイナスにした方が見た目どおりに撮影できます。
上下の写真は大阪茶臼山を撮影したものですが、カメラによっても若干違いがありますが、画面にしめる山の部分が、少し多いだけで露出が変わってきます。特に山など緑が多いときはマイナス補正をしましょう。
コスモスの逆光における露出補正を見てきましたが、暗めがいいのか明るめがいいのか撮影する方の感性によりますので、自分のスタイルによって決めればいいと思います。また迷ったら、露出を変えて何枚も撮って、後から気に入ったものを決めるのもいいと思います。そうすることで次第に自分の撮影スタイルが定まってくるはずです。
この秋、お気に入りの一枚が撮れますように願っています。