初心者のための写真講座・ミラーレスカメラで写真を撮ろう

RAWデータをiPadで現像するーキヤノンアプリDPP Express

普段写真を撮る時にはJPEGで撮影しているけど、大切な写真はRAWで撮影して、後から現像する方も多いのではないでしょうか?家に帰ってパソコンで仕上げるのが一番ですが、撮影場所で仕上げたいという方もいらっしゃるかもしれません。そんな時にいつも持ち歩いているiPadでRAW現像できるのが、キヤノンのアプリ「Digtal Photo Professional Express」(以降DPP Express)です。

 

RAW現像をiPadで

DPP Expressは有償登録後1ヶ月間の無償試用期間を経て月額課金110円となっています。

iPhone、iPadに対応し、タッチ操作で直感的にRAWデータの現像ができます。

 

RAWデータの取り込みは、右上の+ から、カメラをつないで、‘’Camera  Conect ‘’か‘‘カメラロール‘’ のどちらかを選ぶ

 

JPEGで撮影した画像をパソコンで補正すると、どうしても画像の劣化は避けられません。白飛び・黒くつぶれた画像等を補正すると、不自然な画像になってしまいます。しかしRAWで撮影すると、光の情報がそのまま記録されているので、補正可能です。

今回は対応カメラのEOS 6D MarkⅡ、RAWデータ(CR2)で、かなりオーバー気味の写真を撮り、iPadに取り込み、現像してみました。

 

今度は暗い画像の補正をしてみました。

暗い画像もRAWデータであれば、画質の劣化を最小限に抑えて、露出の失敗もカバーできます。

パソコン用のDPP Expressに比べると、一部の機能は搭載されていませんが、iPadでここまでできるなら試してみても良いのではないかと思います。ただし最近のカメラでないと対応していないので、よく確認してからにしてください。

  • B!

人気の記事

1

実際よりも明るくしたり、暗くしたりしてイメージを作りだす時に用いる手法のことで、単に露出オーバーやアンダーとは違う意図的な手法のこと言います。   長 ...

2

この写真講座では、初心者の方にAPS-Cサイズのミラーレスカメラを推薦していますが、しかし最近のフルサイズミラーレスの状況も変化していますので、フルサイズミラー ...

3

猫ブームの中に隠れた闇 最近は猫ブームだと言われていて、インスタグラムでもよく猫の写真を見かけます。そしてコロナの影響で、自宅にいることが多くなったせいか、癒し ...

4

光のあるところに必ず影があります。その光と影の影を強調し、影絵のように被写体をシルエットに撮影するテクニックです。 朝陽や夕陽をバックにする 朝陽や夕陽は人の心 ...

5

カメラのレンズは人間の目の虹彩が光の量を調整しているように、光の量を調整しているんです。   視力の悪い人が目を細めてピントを合わせているのと同じね! ...