春にはたくさんの花が咲き、いろんな色や形をした花がありますが、これが花?と思うような形の花があります。
ブラシに似たブラシノキ
「ブラシノキ」は、和名で、英名は「ボトルブラシ」(Scarlet bottlebrush)。オーストラリア原産で、ニュージーランドやニューカレドニア等に分布するフトモモ科、常緑性花木です。花の形がボトルを洗うブラシそっくりな不思議な花です。
背丈は大きなもので5mくらいにまでなり、花は5月〜7月頃に咲き、日本には明治時代に入り、それ以降、育てやすい花木として定着してきたようです。
ブラシノキの花は、赤の他に、ピンクや白、グリーン等の花を咲かせる品種があり、オーストラリアでは、「鳥たちが集まる」花木として紹介されているそうです。
花言葉は「恋の炎」「はかない恋」で、赤く燃えるような花の色に由来しているそうです。
私も以前から、家の前や庭で咲いているのをみたことがありましたが、大阪東住吉区の公園で見つけ、「こんな大きなブラシノキがあるんだ」と感動しました。早速撮影してインスタグラムに投稿したところ、「こんな花は見たことがない」と言われる方もいらっしゃいました。確かにこれが花とは最初は思えないのかもしれませんが、一度見たら忘れられない花の一つかもしれません。バラの花の終わり頃に、咲くそうですから、きっと皆さんの近くにも咲いているかもしれません。是非探してみてください。
メモ
EOS Kiss X8i EF50mmレンズF1.8 F1.8絞り優先オート(1枚目)、18−55mmレンズ使用