初心者のための写真講座・ミラーレスカメラで写真を撮ろう

クリスマスでもないのにクリスマスローズ

日本では1月〜4月に花を咲かせ、クリスマスよりもずっと暖かになってから見かける「クリスマスローズ」。ではなぜクリスマスでもないのに「クリスマスローズ」と呼ぶのでしょうか?

クリスマスローズ

実は、ヨーロッパでは花の少ない12月、クリスマスの頃に白い花を咲かせる、ヘレボルス属原種の1種類ニゲル「ヘレボルス・ニゲル」のことを「クリスマスローズ」と呼んでいるのだそうです。日本ではこのヘレボルス属全体をさして「クリスマスローズ」と呼んでいるので、ややこしくなっているみたいです。

日本で流通している「クリスマスローズ」はヘレボルス属の「オリエンタリス」で、春に花を咲かせる種類のようです。そしてまた「クリスマスローズ」は薔薇でなくキンポウゲ科で、ではなぜローズというのかと申しますと、‘’クリスマスに咲く薔薇のような花‘’と言われたことからだそうです。

クリスマスローズ花は下を向いているが特徴で、撮影者泣かせな花の一つです。その下を向いている姿は、花言葉にも、「私を忘れないで」「追憶」「不安を取り除いてください」とあらわれています。

 

花の中に種房ができ、5月のゴールデンウィーク頃には、種房が弾けて、種子を採取することができるそうです。

下を向いて撮りにくい花ですが、そこは腕の見せ所。また来年撮影にチャレンジしてみてください。



  • B!

人気の記事

1

実際よりも明るくしたり、暗くしたりしてイメージを作りだす時に用いる手法のことで、単に露出オーバーやアンダーとは違う意図的な手法のこと言います。   長 ...

2

この写真講座では、初心者の方にAPS-Cサイズのミラーレスカメラを推薦していますが、しかし最近のフルサイズミラーレスの状況も変化していますので、フルサイズミラー ...

3

猫ブームの中に隠れた闇 最近は猫ブームだと言われていて、インスタグラムでもよく猫の写真を見かけます。そしてコロナの影響で、自宅にいることが多くなったせいか、癒し ...

4

光のあるところに必ず影があります。その光と影の影を強調し、影絵のように被写体をシルエットに撮影するテクニックです。 朝陽や夕陽をバックにする 朝陽や夕陽は人の心 ...

5

カメラのレンズは人間の目の虹彩が光の量を調整しているように、光の量を調整しているんです。   視力の悪い人が目を細めてピントを合わせているのと同じね! ...