3月に入りやっと、気温も高くなり、花がちらほらと咲き始めています。コロナのこともありますが、たまには外に出て春の花を撮影してみましょう。
コブシ(辛夷)の花
わたしはてっきり木蓮の花だと思っていたのですが、どうもコブシのようなのです。木蓮にも紫木蓮と白木蓮があって、本当のところ木蓮とは紫木蓮のことを指すようですが、この3つの花はよく混同されるようです。もっとも欧米ではこの3つをまとめてマグノリアと呼ぶんだそうです。
コブシは日本原産の樹木で、種子がボコボコして「拳」のように見えることからコブシと呼ばれたらしく、学名も「Kobus」とそのままです。
花弁が6枚で花は完全に開き、木蓮の花は開かないようです。開花と芽吹きが近く、花と葉が同時に見られることも特徴です。
花言葉は「友情」「友愛」「愛らしさ」だそうです。
ユキヤナギ(雪柳)の花
よく公園等で見かけるユキヤナギ、春には枝一面に白い花が咲き、まるで雪のように見えます。名前の由来は、柳のような枝ぶりと、その枝に雪のように真っ白な小花が咲く姿が雪のようであることから雪柳と呼ばれたそうです。原産は中国か日本か相違があるようです。
花言葉は「愛嬌」「愛らしさ」「賢明」「殊勝」「静かな思い」だそうです。
春は桜や梅、桃の花に注目が集まりがちですが、私たちの近辺を見ますと、実に色んな花が咲いています。コロナの影響で、心のゆとりがない日々ですが、少し立ち止まってゆっくりと公園等に出かけてみようではありませんか!
メモ
全ての写真 EOS M5 15-45mm プログラムオート、露出補正-2/3〜+2/3 で撮影