初心者のための写真講座・ミラーレスカメラで写真を撮ろう

冬の渡り鳥の代表 ー 大阪城公園でツグミを撮影

大阪城公園の梅林がそろそろ満開ではないかと思い、朝早めに大阪城公園に行ってみました。メジロは梅の花の蜜が大好物なので、たくさんの方が、メジロを追いかけカメラを構えている姿は、まるでアイドルを追っかけているようで(私もその一人)、面白かったのですが、また新しい鳥を見かけました。

ツグミ

帰って調べて見たところ、10月頃、シベルアから大群で日本全国に冬鳥として渡来してくる。冬鳥の代表、「ツグミ」という鳥でした。なぜ「ツグミ」と言われるようになったのかと言いますと、非繁殖期にやってくるため、鳴かずに口をつぐんでいることから、みたいです。全長24cm 翼開長 39cmで、オスとメスの識別は、雄雌同色なため困難であるそうです。

「ツグミ」は日本全国でも見ることができ、低地から山地の林や農耕地、公園の芝生、河原等、広く分布し、開けた場所で見られることができるそうです。

歩き方が、面白く、4、5歩早足で歩いては立ち止まり、周囲を見回して警戒する様子が“だるまさんがころんだ“をしているようで、なんとも可愛いと少しづつ近づいていったのですが、案外近くまで寄らせてくれました。

どうやら天敵には警戒するが、車や人は余り警戒しないので、撮影しやすいそうです。また地面をピョンピョン跳ねるように歩いていることが多いので、古くは、その姿が馬に似ているというので、「跳馬」という呼び名もあるようです。

また昔は、数も多位ことから、食用として捕まえられていたようで、美味らしい。しかし昭和22年カスミ網(視認性の低い張り網)が禁止となっています。

北へ飛び立つ3月中頃には、シベリアへ帰る、渡りに必要な脂肪を体重の10%まで蓄えるようで、飛び方は直線的で翼を数回羽ばたいては体につける動きを繰り返し、長距離の渡りに適している、省エネ飛行ができるようです。

いつも思うことですが、渡り鳥は何千キロと離れたシベリアから毎年迷うことなく日本へやってきます。

なぜ迷うことがないのか、また調べて報告させていただきますね。

メモ

全ての写真 キヤノンEOS 6D markⅡ 70-200mm ISO感度200 絞り優先F4オートにて撮影。

 

 

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