ダンデライオンことタンポポは、春に咲く花だと思っていたのだが、この11月、12月に入ったというのによく見かける。何故なんだろうと思って調べてみると、秋に咲くタンポポは外来種、セイヨウタンポポと言うらしい。原産国はヨーロッパで、葉はサラダに入れて、芽はタンポポコーヒーとして飲まれていたらしい。日本のタンポポが春にしか咲かないのに対して、セイヨウタンポポは一年中どこでも咲くらしい。
メモ
EOS M5 15-45mm Pオート ISO感度オート100 1/320 F6.3 +1/3 露出補正 マクロレンズがなくても標準ズームでこれくらいは寄って撮影することができる。
タンポポ戦争
日本の在来種のタンポポが減り、セイヨウタンポポに増加する様子を「タンポポ戦争」と呼んだこともあったようだが、タンポポでも外来種の方が強く、環境の変化に順応性が高かったようだ。
タンポポの綿毛は風に乗って飛んで行きますが、一体どれくらい飛ぶのでしょうか。その距離は数メートルから数百メートルと言われ、気流に乗って、10数キロ以上の記録が残っているらしい。
ちなみにタンポポの花言葉は「愛の信託」「真心の愛」「別離」。ヨーロッパでは恋占いに使われたようです。
英名のDandelion(ダンデライオン)はフランス語のdent-de-lion(ライオンの歯)に由来。タンポポの葉がライオンのギザギザした歯に似ているところからダンデライオンと呼ばれたらしい。
一年中咲くセイヨウタンポポ、きっとあなたの近くにも咲いているのではないでしょうか。是非、タンポポの綿毛をミラーレスカメラで目一杯寄って撮ってみましょう。