11月28日(土)に京都、東福寺、清水寺における写真教室を無事終えることができました。今回はコロナの影響により少人数になりましたが、有意義な時間を過ごせました。
今回改めて思わされたのは、構図です。構図では、この場合どんな構図にすればいいのでしょうか?と言われることです。
今回改めて思わされたのは、構図の難しさです。構図では、「この場合どこからどこまで写せばいいのでしょうか?」と言われることです。
今回は、「その時は、ここからここまで入れて、この部分は入れないで撮ってみて下さい。」と私のミラーレスカメラで撮ったものをお見せしたのですが、やはり、初心者の方にとって、どこからどこまで写せばいいのか迷われると思う。今はズームレンズが当たり前なので、余計に色々考えてしまうのだと思います。
初心者の方は、最初は慣れるまで、とりあえず様々に変えて撮影することをオススメします。なぜなら小さなファインダーやモニターでは判断できないからです。
上の写真は、同じところから撮影したものですが、左は空を少なくして下の家屋を多く入れたため、下の家屋に比重がいき、目線が下に行きます。逆に、右の写真は下の家屋を少なくし、赤い塔を真ん中にし、上の空を入れたため、目線が上にいき広がりが感じられるようになります。
上の写真も、清水寺の本堂と紅葉の木々を撮影したものですが、左の写真はズームで寄ったため、本堂と木々がメインとなり、力強さを感じますが、逆に右はズームで広角にして、空を多く入れたため広がりが感じられるようになりました。
同じところから縦と横で撮ったものですが、縦の写真は空の部分が多いため、目線が上にいき、広がりを感じますが、右の横の写真は、下の木々に目が行き、こじんまりとした感じになっています。この場合は縦の写真の方が、広がりがあって良いかもしれませんが、縦と横の両方を撮るようにしましょう。
構図には基本の構図がありますが、まずはたくさんシャッターを押して様々な構図で撮ってみて、後から撮った写真をみて下さい。そして一番いいものを選んでください。