エキザカムはリンドウ科 ベニヒメリンドウ属の多年草で、(エキザカム属)青紫色の花弁と中心部の雌しべ・雄しべの黄色のコントラストが魅力的な花です。原産は「インド洋のガラパゴス」と言われる、インド洋ソコトラ島のアフィネ種で、今では熱帯地域で広く分布しているようです。
エキザカムの和名は紅姫竜胆ベニヒメリンドウ
日本には昭和初期に入ってきたようで、エキザカムが山野で自生する竜胆(リンドウ)に似ていることからあることから紅姫竜胆(ベニヒメリンドウ)と名付けられ、本来多年草ですが、寒さに弱いため日本では一年草とされているそうです。
花期は6月から10月と長く、花色は青紫の他、白、ピンク、一重咲きの他、八重咲きもあるようです。
花言葉は「あなたを愛します」「あなたの夢は美しい」「愛のささやき」などがあり、繰り返し小さな花びらを咲かせる姿から、絶え間なく愛をささやいているようなことから「愛のささやき」と付けられたようです。誕生花は、5月17日、5月30日、10月20日です。
「インド洋のガラパゴス」と言われる、固有種の多いソコトラ島の花が、今では当たり前のように見られる時代です。今回は大阪ステーションビルの屋上付近で撮影したものです。大阪駅に立ち寄られた時は、是非ご覧になってください。