初心者のための写真講座・ミラーレスカメラで写真を撮ろう

グーグルカメラではわからない微妙な違いー ミソハギ ー 日本原産の花

最近つくづく思うのは、あまりにも花の名前を知らなすぎると言うことと、グーグルカメラが便利すぎると言うことです。

しかしこのグーグルカメラといえども微妙な違いは判断できないということも事実です。

日本原産の花 ー ミソハギかエゾミソハギか?

今回も花の名前が分からないので、グーグルカメラで検索するとトップに出てきたのは、「エゾミソハギ」と出てきました。そして、帰ってからエゾミソハギについて調べていくと、非常によく似た「ミソハギ」があることがわかりました。

 

さらに調べて分かったのは、どうも「エゾミソハギ」ではなく、「ミソハギ」であったと言うことです。花ではほとんど見分けがつかないようで、違いが数カ所あるそうなのですが、その中でよく分かったのは、「エゾミソハギ」には萼や葉に短毛があると言うことです。今回撮影した花には葉はつるんとしていて短毛がないので「ミソハギ(禊萩)」と言うことらしいです。

やはり、グーグルレンズを過信せず、色々調べて見ないといけませんね。

 

 

 

さて、ミソハギ(禊萩)は日本、朝鮮半島原産で、ミソハギ科ミソハギ属の多年草です。日本各地の湿原や水路などで見られ、花の大きさは1cmほどで、7月から9月頃まで咲くようです。

日本ではお盆に供える仏花として使われ、お盆の迎え火をたく前に、ミソハギで水をまく風習が各地で見られるようです。ミソハギ(禊萩)という名前は、禊(みそぎ)に使う萩の花に似ているからだと言われているそうです

 

 

花言葉は「慈悲」「愛の悲しみ」「悲哀」などがありますが、お盆に献花される花なので、亡くなった人を偲ぶ気持ちを表したものであるようです。誕生花は8月13日、9月6日、10月11日です。

 

今回のミソハギは天王寺公園の河底池で撮影しました。天王寺公園の河底池は水生花園となっていて静かないい所です。天王寺駅からも近いので是非撮影に行ってみてください。

 

メモ

EF-M18-150mm F3.5-6.3 ISOオート プログラムオートで撮影

 

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