この花を最初見た時は、紫陽花の仲間かなと思っていたのですが、日をあらためて撮影し調べてみると、なんとバラ科であることがわかりました。
シモツケは日本原産の花
シモツケは日本、中国、朝鮮半島原産で、バラ科シモツケ属の落葉低木です。現在70種類ほどが確認されており、そのほとんどが北半球であるようです。花期は5月〜8月とありますが、しかしこの写真を撮った時は9月の上旬だったのですが… いずれにせよ小さな花がたくさん集まって可愛い花です。平安時代の清少納言が書いた『枕草子』にも登場しているようで、古くから愛されてきた花の一つです。また気になる名前の由来は、栃木県の下野国(しもつけのくに)で最初に発見されたことによるそうです。
シモツケの花言葉は、「無駄」「無益」「整然とした愛」「儚さ」「努力」「自由気まま」などがあります。「儚さ」は、花から長く伸びた細い糸のようなおしべの周りを花が覆い、おぼろげな花姿から付けられたようです。誕生花は6月14日、8月22日です。
撮影した日が、9月9日、開花時期からかなり遅い時期でした。おそらく今年は雨が多くて、咲く時期を迷っていたのかもしれません。日本の昔から愛されてきたシモツケの花、来年またどこかで会えるように願っています。
メモ
EF-M18-150mmF3.5-6.3 ISOオート プログラムオートにて撮影