自宅近くで花の撮影をしているとやってきた蝶、せっかくなので撮影にチャレンジして見たところ、翅(はね)を広げた姿を見てびっくり、なんと綺麗な青い翅!今までこの蝶は何度か見たことがあったような気がするのですが、じっくり見たのは初めてかもしれません。
南国の蝶ークロマダラソテツシジミ
家に帰り調べたところ、「クロマダラソテツシジミ」という南方系の町なのだそうです。国内では1992年に沖縄で見つけられから、本州でも見られるようになったそうです。南国に自生するソテツ(蘇鉄)の若葉を幼虫が食べることからソテツシジミと付けられたようで、ソテツの被害が多く駆除の対象にもなっているようです。
南方の蝶なのに何故日本にいるのかというと、南国の強い風に乗ってやってきた等の理由はあるようですが、日本の寒い冬を越えられないと言われていたのが、本州の関東付近にまで分布しているところから見て、地球温暖化の影響で日本でも繁殖できるようになったのかもしれないようです。
また、季節の温度変化によって翅の斑紋が変化するようで、大阪の気温は9月に入っても30℃を越えていたので、高温期型の斑紋みたいです。
とても綺麗な蝶ですが、ソテツの多い地域では害虫として扱われていて、こんなところにも地球温暖化の影響が出ていることを感じざるをえませんでした。
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アゲハチョウの代表ーナミアゲハー美しい翅(はね)
普段何気なく蝶が飛んでいる姿を見ていると思いますが、じっくり見ると、その羽の模様の美しさに誰もが感動するに違いありません。 アゲハチョウの代表ーナミアゲハチョウ ...