普段何気なく蝶が飛んでいる姿を見ていると思いますが、じっくり見ると、その羽の模様の美しさに誰もが感動するに違いありません。
アゲハチョウの代表ーナミアゲハチョウ
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私たちが呼んでいるアゲハチョウ、実はアゲハチョウにもいろんな種があって、今回撮影したアゲハチョウは「ナミアゲハチョウ」でした。チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。日本では全国に分布しているようで、私たちが見慣れているアゲハチョウの代表のようなものだそうです。日本以外では中国、朝鮮半島、などで見られるようです。
ナミアゲハとキアゲハの違い
ナミアゲハに似ている「キアゲハ」というアゲハチョウ、翅の一部が違うだけなので区別がつきにくく、私も調べてやっと撮影したアゲハチョウがナミアゲハだとわかりました。
翅の上部のところに縞が入っているのがナミアゲハで、線ではなく黒くぼやけているように見えるのがキアゲハであるようです。また幼虫では、はっきりと違いがあり、体全体に緑と黒の縞が入っているのがキアゲハで、ナミアゲハの幼虫には縞がありません。
蝶の翅の模様の美しさから、蝶の文様は奈良時代から使われていたようで、公家や武家にも愛用されていたようです。あの織田信長が平氏の後裔を称して、揚羽(あげは)蝶紋を使用していたこともわかっているようで、蝶の文様は多くあったようです。
花の撮影をしているとこの時期、必ずと言っていいほどチョウに出会うはずです。何度も同じ花に戻ってくることが多いので、ポイントを決めて待ちかまえてみてください。きっと戻ってくるはずです?
メモ
キヤノン EF-M 18-150mmF3.5-6.3 ISOオート プログラムオートにて撮影
他のアゲハチョウ
アオスジアゲハ(青条揚羽)もよくみられるアゲハチョウで、動きがすばしっこい。分布は本州、四国、九州、南西諸島で、北海道には分布しないようです。
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