以前、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、ダリアに取り憑かれ、ダリアを人気の花へと押し上げた育種家、鷲澤幸治さんを取り上げた番組を見て、実に様々な種類のダリアがあり、次々に新しい品種が生み出されていることを知りました。
オランダから長崎にやってきたダリア
今では、すっかり人気のダリアはメキシコ原産で、メキシコの国花であるそうです。18世紀頃にスペインにもたらされ、オランダへ、そして江戸時代、日本にやってきたようです。
ダリアはキク科ダリア属の多年生草本植物。「ダリア(dahlia)」はスウェーデンの植物学者のアンデシュダール(Anders Dahl)の名にちなんでつけられたそうです。和名は、花の形がボタンに似ていることから、テンジクボタン(天竺牡丹)とつけられています。
開花時期は初夏〜秋。6月〜7月頃の初夏が最盛期ですが、品種によっては秋でも開花ができるようです。原産地のメキシコでは高原地帯に分布しているため、暑さに弱く、高冷地の方が綺麗に咲くようです。日本でもダリアの育生に盛んなところは、秋田や長野、山形であるそうです。
花言葉は「華麗」「優雅」「威厳」「感謝」「移り気」「不安定」などで、「移り気」「不安定」は、フランス革命後の情勢が不安定な時に、ダリアが流行ったことからだそうです。
誕生花は6月5日、7月29日、9月10日、9月15日(赤)、9月24日(黄)です。
ダリアの花は暑さに弱いので、まだ真夏に入っていない今がちょうど見頃かもしれません。是非、撮影にチャレンジしてみてください。
メモ
キヤノンEF50mmF1.8 絞り優先F2オートにて撮影 露出補正+2/3〜+1
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