緊急事態宣言が解除され、やっと行きたかった長居植物園に再開後、行ってみました。アジサイがまだいい状態で咲いていそうだったからです。
ナスの花に似た北アメリカ原産のワルナスビ(悪茄子)
アジサイの撮影を終えて、ダリアの撮影をしょうと思っていた時に、横を見ると小さな花がたくさん咲いていたので近ずいて見ると、茄子の花に似た可愛いい花でした。なんの花か表示はないのかと探してみましたが、ありません。どうも雑草の花のようです。こういう時に役立つのが、スマホのグーグルカメラです。早速花に近ずいて検索してみるとワルナスビと出てきました。
ワルナスビ(悪茄子)はナス目ナス科ナス属の多年草で、北米原産の帰化植物のようです。花はナスやジャガイモに似ていて、春から秋まで白や薄紫の花を咲かせますが、茎と葉には棘があります。また黄色のプチトマトのような果実ができますが、葉には毒があり、家畜が食べると中毒死することもあるようです。
一度生えると、根を張り広げ、駆除するのが難しく、要注意外来生物にしてされています。
日本名のワルナスビ(悪茄子)の名付け親は植物学の父と言われる牧野富太郎博士です。博士が千葉での植物採集で、この珍しい植物見つけ、持ち帰り自宅に植えられました。ところが予想以上に増え広がったため、抜こうと決心し駆除を試みたところ、大変だったことから、この植物を「ワルナスビ(悪茄子)」とつけられたとのことです。
英語でも「Devil`s tomato(悪魔のトマト)」や「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」などと悪名がつけられています。(ソドムとは聖書に出てくる滅ぼされた乱れた地のこと)
花言葉は、「欺瞞」「悪戯」ですが、茎や葉に棘があることからつけられたようです。
可愛い花なのに厄介なワルナスビ。あなたの庭は大丈夫ですか?可愛いけれど厄介ですよ!