皆さんもきっと見たことがあるでしょう。道端で見かける、愛らしい小さな濃いピンクの花。実は我が家の玄関の横にも花を咲かせています。実はこの花、要注意外来生物に指定されているらしいのです。
ムラサキカタバミー雑草の花
南アメリカ原産のカタバミ属カタバミ科の「ムラサキカタバミ」は、日本には江戸時代の末期、観賞用として入ってきたそうです。5月〜7月頃に花を咲かせますが、夜になると花びらを閉じてしまう可愛い花です。
しかし今は厄介な雑草として、迷惑がられている要注意外来生物となっています。見た目からは想像もつかないほど、繁殖力が強く、鱗茎と呼ばれる地下茎を生やし、そこからさらに小鱗茎をたくさん伸ばし栄養を吸収する、駆除しにくい雑草なのだそうです。
「カタバミ」は中南米や南アメリカが原産ですが、世界に広く行き渡り、今ではその種類は約850種類にもなるそうです。
花言葉は「心の輝き」「喜び」「あなたと共に」などで、「輝く心」は仏具をなどを磨くために使われたようで、「鏡草」と呼ばれたことからと言われており、「喜び」は、フランスやスペインでカタバミが「ハレルヤ」と呼ばれたことからだそうです。また5月20日の誕生花でもあります。
また上の写真はキヤノンEF50mmF1.8レンズで撮影したのですが、絞りの違いによる背景のボケ方の参考にしていただければと思います。
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