しばらく天気が良くないみたいなので、天王寺まで夕景を撮りに出かけてみた。自転車で向かうが、雲が多くて太陽が隠れてしまった。今日はダメかなと思っていたが、空の低いところが少し赤くなってきた。ひょっとすると少しは、夕景らしくなるかなと思いつつ、天王寺に到着。
雲が多くて、良くない。それでも歩道橋から西側の通天閣や25号線を撮影していたら、だんだんいい感じになってきた。
EOS M5 15-45mm ISOオート800 1/250 F4.5 -1.1/3露出補正
撮影していると、行き交う人たちが、スマホを向け始めて、だんだん空が赤くなってくるとスマホで撮影する人が多くなっている。
「めっちゃキレイー」と後ろから、「めっちゃキレイ〜」と女性が。また「めっちゃキレイ〜」。今までもずっと綺麗な夕景のとき聞いていた言葉だが、今日はやけに気にかかった。
表現力のなさなのか?いやわたしも良く使っているぞ。
「すごく綺麗」の「すごい」は他の県ではなんと言っているんだろうと思いつつ帰った。
帰ってから、早速調べてみると、なんと「すごい」を意味する方言を全国47都道府県調べている方がおられた。
大阪はもちろん「めっちゃ」なのだが、わたしは兵庫県民なのだ。兵庫県は「がっせぇ」と言うらしいのだが、兵庫県でも大阪に隣接している尼崎市に住んでいたためか、ずっと「めっちゃ」と言ってきたような気がする。念のため兵庫県神戸方面に住んでいた家内にも聞いてみると「がっせぇ」とは言っていなかったらしい。
東京では「べらぼう」、北海道では「なまら」、愛知県では「でら」、福岡県では「ばり」、沖縄県では「でぇじ」‥‥。
あらためて、狭い日本でもこんなに言葉が違うのだから、「考え方も様々なのは当たり前か」。ましてや世界となると‥‥。
不思議な世界に私たちは住んでいるのである。